妊婦健診とは
- 当院は、妊娠初期から中期までの妊婦さんを対象とした妊婦健診を行っています。そもそも妊婦健診とは、妊娠が確認されたら出産まで定期的に健診をしなくてはならないもので、妊娠は順調に進んでいるか、妊婦さんやお腹の赤ちゃんの健康状態を確認していきます。このほかにも妊娠中に発症しやすい合併症を予防する、胎児に異常がみられていないか、分娩方法を決定する、妊娠・出産・育児について医師に相談するといったことなども含まれます。
- なお奈良市では、妊娠届を提出すると同時に妊婦健診補助券が交付されます。これを持参して医療機関にて妊婦健診を受診すると市から補助が受けられるようになります。詳細は奈良市の公式HPをご覧ください。
- 奈良市の妊婦一般健康診査は→こちら
大阪府、京都府の方など奈良県以外の方は一度ご相談ください。
妊婦健診を受ける間隔について
妊婦健診は妊娠周期によって健診の間隔期間が異なるようになります。妊娠2ヵ月くらいまでは2～3週間に1回程度ですが、3～4ヵ月では2～4週間に1回、妊娠中期の5～6ヵ月では4週間に1回、妊娠7～9ヵ月では2週間に1回、妊娠10ヵ月以上になると毎週1回となります。なお、健診の日でなかったとしても、出血や腹痛など異常な症状があるという場合は、日にちに関係なくお早めにご来院ください。状況により健診と診察の間隔は患者様と相談しながら、変更させていただきます。
4Dエコー検査も行っています
- 当院では、お腹の赤ちゃんの様子をリアルタイムで確認することができる4Dエコーによる検査も別途行っています（この場合、健康保険は適用されません）。これは超音波検査のひとつです。具体的には、子宮に向けて超音波を当て、それによって返ってくる反射波（エコー）を受信することで、立体的な映像（3D）が見られるようになるのですが、これがリアルタイムの場合を4Dエコーと呼びます。超音波はX線撮影のように被曝することはないので、妊婦さんや胎児にも使用することができます。
- 胎児の体全体を確認したい場合は妊娠15～24週が、赤ちゃんの表情やしぐさを見たい場合は25週以降が適切と言われています。
- 現時点では4Ｄエコー検査は現在通院中の方のみ行わせていただいております。