女性ドックとは
レディースドックあるいは婦人科健診と呼ばれることもありますが、主に通常行われるとされる人間ドックと女性特有の症状や病気を検査(乳がん、子宮がん、甲状腺 など)する内容を組み合わせた健診になります。
当院では乳がん検診は行っておりませんが性感染症・経膣超音波・甲状腺の検査や子宮頸がん・子宮体がん、産後の乳房の検診などは行っておりますので詳しくはお電話または、ご来院時にお気軽に受付までお問い合わせください。(今後乳がん検診も行って参りますので、またホームページにてご案内致します。)
女性ドックで行われる主な検査項目
経膣超音波検査とは
超音波検査のひとつで、プローブ(音波を出す探触子)を膣内へと挿入して行います。経腹超音波検査(腹部エコー)よりも卵巣や子宮の位置が近いので、これらの病変の有無の確認をより鮮明な画像で行うことができます。この検査によって、子宮の位置、子宮内膜の状態や子宮筋腫の有無や大きさ、腫瘍の有無のほか、卵巣の病変(のう腫、腫瘍 など)の有無、大きさなどを確認することができます。また同検査によって、子宮筋腫、子宮がん、卵巣嚢腫、チョコレート嚢胞、卵巣がん、子宮内膜ポリープといった病気が見つかることがあります。
甲状腺検査とは
- 甲状腺とは、喉ぼとけの下に位置する蝶が羽を広げたような形をしたもので気管を取り囲むように位置しています。この甲状腺では、新陳代謝や成長を促進させるホルモン(甲状腺ホルモン)が分泌されますが、同部位で起こる病気(バセドウ病をはじめとする甲状腺機能亢進症、橋本病をはじめとする甲状腺機能低下症、甲状腺がん など)は女性によく見受けられます。不妊や不育症の原因になることもあります。そのため女性ドックでは甲状腺検査を行います。
- 検査方法としては、血液検査によって甲状腺ホルモンの血中濃度を調べることで、甲状腺ホルモンの量を測ることができるホルモン検査があります。